こんにちは、bekku hair salon広尾店の

篠 秀和です!

今回のブログのお題は、

カラーリングの、

〜ハイトーン&ダークトーンの印象について〜

皆様は、お仕事や、環境に左右されることがもしなかったら、

どっちがお好きですか??

これはアンケート取りたいくらい!

でも大半の方が、環境などに抑圧されて生きてきた結果から、

反動で、ないものねだりで、

本当は明るくしてたい!

と答えるかもしれませんね!!笑笑

じゃあ、人から見た印象ってどうなんでしょうね!?

色味によって印象が変わる!!

ヘアカラーの効果💁🏻💁💁🏼

カラーリングをする時って、「どんな色味にしようか?」と毎回、

楽しみな方も多いのではないでしょうか??

その反対になかなかお仕事で明るく出来ない方は

ついつい無難になってしまったり、

「いつもと同じでいいか。」

あまり変化をさせない方も多いと思います😫😫

同じ明るさでも色味の違いで

印象がガラッと変わって気分も変わると思いますので、

暖かくなってきた、この時期など特に皆さんにカラーチェンジを楽しんで頂ければと思います😊👍

 

カラーリングは色味×明るさ×鮮やかさで作られています。

明度と彩度を変えると髪の毛の明るさだけでなく、質感も変わっていくので、明るさの規定がないかたは是非色々楽しんでみて欲しいと思います☆

そもそもトーンって何?

美容室でカラーを決める時に毛束のサンプルを広げられたりしませんか?

たくさん色が分かれていて、赤系からアッシュ系なんかが

ズラッと並んでいるカラーチャートというものですね❤️🧡💚💛💙💜🖤🤍🤎

 

その中でアッシュの13とか7とか数字が振ってあるのを

目にしたことはありませんか?
その数字が明るさのレベルです。

 

大きい数字が明るく、小さい数字が暗いことを示しています

トーンというのは明るさのレベルを示す単位

みたいなものと考えていただければ良いかと。

だいたい日本人の地毛の明るさが4〜5トーンくらいと

言われています
そして8トーンで、パッと見て染めているのがわかるくらい。そしてよほど厳しい職場でなければ許される明るさでもあるので社会的に基準になる明るさです。

15トーン以上になるとブリーチが必要になり、日本人の髪で明るくできるのが18.5トーンまでと言われています
わずかな差ですが19トーンになると条件によっては髪が切れてしまうので、18.5トーンまでが、ある一定の状態を保ちつつカラーが楽しめる限界と考えて頂けると良いかと思います。

何トーンから黒染めなの?

近年では暗染めという、黒染めではないけどしっかりと黒っぽく染めるというスタイルがあります。では何トーンからが黒染めなのか?

実はこれ曖昧というか、決定的な定義はありません。なのであくまでも僕の個人的な見解になります。

 

トーンで言うと5トーンがボーダーラインになるのかなと思います
理由としては、単純に地毛のトーンと同じくらいだからです

しかし僕の中の暗染めと、黒染めの違いの定義は別の視点です。それは、次のカラーに影響があるのか?もっと詳しく言うと、次にカラーする時にブリーチしないと明るくならないのか?

例えば暗染めでよく使われるのが、アッシュやマットの色味で暗くする方法。
こういった色合いで5トーンを使用しても赤味が入っていないと色は抜けやすく、個人差もありますが1ヵ月ほどで7トーンくらいまでは明るくなります。

逆に黒染めの場合は7トーンになるまでに3ヵ月くらいかかったりします。
基本的に黒染めした場合はブリーチしないと明るくできないですし、切ってなくなるまで多少なりとも影響が出てしまいます。

なので本当に長い間黒くしなければいけない場合は黒染めで、実習や就活のような短い期間黒っぽく見せればいいだけなら暗染めをオススメします

その時の判断が1年2年と引きずってしまう可能性もあるのでよく考えてみて、しっかりと相談して決めましょう。

5〜6トーン

主に日本人の自然な黒髪はこの明るさです。
就活やお仕事、学校が厳しい方はこの明るさの方が多いです。
清潔感があり上品。
髪の毛のツヤを感じやすい。

7〜8トーン

ほんのり明るいこげ茶の領域。
ナチュラルな明るさで茶色味がしっかり残っている領域。
茶色味があるので深みのある色味になりやすく、色落ちを感じにくい。
日本人のもともと持っている赤味の残る明るさで赤系の色は1番鮮やかに見えやすい。
5〜6トーンの黒の質感よりも柔らかく見える。

9〜10トーン

室内でも明るさがわかりやすい。
日本人のもともと持っているオレンジ味の残る明るさ。
可愛らしい明るさで柔らかく見えやすい。

11〜12トーン

明るめの栗色。
日本人のもともと持っているオレンジ味〜黄色味が残りやすい。
明るく透明感の出やすい明るさ。
髪の毛全体がこのトーンの明るさだと軽やかに見えやすい。

13〜14トーン

ヘアカラーで明るく出来る最大限の明るさ。
日本人のもともと持っている黄色味が残りやすい。
外国人風など透明感のある色味に向いている。
柔らかく、透けたような色味。
赤味がなくなっていくので色落ちしてきた時は黄色味が出てきやすい。

15トーンよりも上

1度以上ブリーチが必要な領域。
透明感のあるキレイな色味が出るが色落ちしやすい側面もある。
色落ちしてきた時は黄色味が出やすい。

 

トーンのイメージの違いは命取り

これは美容師とのイメージの違いですね。お客様と美容師との8トーンの認識も違うでしょうし、前回の美容師と今回の美容師での違いも多少なりとも違う可能性があります。

先ほど見て頂いた通り1トーン違うだけで印象は変わります。それが職場でのボーダーラインを超えた1トーンならなおさらですよね。

そういった事故を防ぐために僕が必ずしてもらっているのは、画像やヘアカタログを使ってイメージを共有することです。先ほどお話ししたようにトーンと言っても色によって見え方が変わってきます。

ぴったりこのトーンに染めたい!ってほど決まってなくてもいいので、「このくらいの明るさがいいな」とか、「この明るさまでなら染められるな」「ここまでいくと暗いな」など聞けたらバッチリです。

なので、美容室に行く時は色や明るさで好みの画像を1枚ではなく、

3枚4枚といくつか候補を持って行くことをオススメします

 

あなたの職場もできるかも!?いつものカラーほんのちょっとだけオシャレに魅せる3つの方法

あまり派手な色はできない、8トーンまでが限界だけどいつもと同じは飽きちゃった!と、いうオシャレ上級者にいくつかのスタイルをお伝えさせて頂きます。

①ハイライトで色落ち後もオシャレに!
ハイライトなんてやれない!なんて思ってませんか?しかし、実はハイライトほど融通の利くデザインカラーはありません

ハイライトのデザインを作る上で大切なのが「ハイライトの太さ」「ベースの明るさ」「ハイライトの明るさ」この3つのバランスが見え方を大きく変えます。

②ベースは8トーン、でも実は中にひっそりとインナーカラー!

インナーカラーは出来ればブリーチしたいのでやれる方も限られてくるかとは思います。
オススメな方は「仕事中髪を下ろせる」「髪はまとめて帽子とかにしまっちゃう」という方

インナーを入れてと隠せる可能性が高いので。結んだ時にうまく見えないように入れることも可能ですが、その場合入れられる範囲は狭めになると思います。

どんな形であれ隠れてしまえば、ベースが8トーンなら特に何を言われることもないですよね。
あとはオフの時には、耳にかけた時とかコテで巻いた時とかに中がチラッと見えるようにセットしてあげればオシャレなカラーを楽しめます。

③ブリーチ無しでもダブルカラーで透明感抜群!

ダブルカラーと聞くとブリーチでしょ?と想像する方も多いと思います。それもダブルカラーですし、ブリーチをしないダブルカラーもあります。

ダブルカラーのメリットは色持ちを良くしたり、透明感のあるカラーにできることです
まずはなぜ一回のカラーでは透明感が出にくいのか?

それは日本人特有の髪質で赤味があるからです。赤というのは色が強いので、他の色を入れたい時にどうしても邪魔をしてしまいます。

なので一回目のカラーで赤味を削りつつ明るくします。この場合はハイトーンのマットやアッシュ系を使います。この辺の調合は赤味の強さによります。

そして赤味が削られた状態に二回目のカラーで透明感のある色味をのせると、希望に近い色に発色するわけです。
この赤味を削る上で最たるものがブリーチになります。

だからこそ外国人風カラーや透明感カラーというスタイルにはブリーチを多用するのです。

そしてダブルカラーにはもう一つやり方があります。先ほどのやり方だとカラーとはいえ、色が抜ければ明るくなってしまいます。

なので、まずは明るくはせずに赤味だけを削ります。次にマットやアッシュの濃い色でベースを染めてから8トーンにするとそれでも透明感のある色合いになりますし、色持ちも良くなります

マット系で染めるのか、アッシュ系でそめるのかはそのベースが赤味が強いのか?オレンジ味が強いのか?によって変わってきます。

同じダブルカラーでもまた違った狙いのダブルカラーがあるので、それぞれどちらの方法を選ぶかは自分のライフスタイルを伝えながら美容師と相談してみてくださいね。

 

 

カラーリングの色味の種類

アッシュ💙

青〜青紫のグレーがかった色相。
日本人のもともと持っているオレンジ味や黄味の色味を抑えてくれる効果があるので透明感が出しやすい。
明るめのアッシュは外国人風の雰囲気になりやすく、暗めのアッシュはクールで落ち着いた印象に。

マット💚

グリーンがかった色相。
赤味を抑えるのに効果的。
クールで大人っぽい印象になりやすい。
マットな質感に見えやすいのでツヤ感は出しにくい。
お肌の色によって血色が悪く見えてしまうので注意!

ゴールド💛

暖色にも寒色にも偏らない色相。
まろやかでクリーミーな色味、質感。
もともと持っている髪の色味に左右されやすいので、他のカラー剤とのミックスで使うとより効果的。

オレンジ🧡

明るさや透明感の出やすい色相。
ツヤ感も出すのにも効果的。
赤味のあるカッパーの色味はもともと日本人の持っている髪の毛のメラニンに近いので似合いやすく、お肌の色もキレイに見えやすい。

レッド❤️

鮮やかな色相。
ツヤ感が出て見えやすい。
夏後など明るくなってしまった後にレッド系でカラーリングすると深みあるツヤカラーに見せてくれる効果も。
肌色も白く見せてくれやすい。

ピンク💗

柔らかく優しい色相。
キュートからフェミニンまで似合わせやすい色味でツヤも出やすい。
ピンクのお色味は色落ちが若干早めなので、カラーリングの後のケアを気を付けてもらうと◯

バイオレット💜

上品でエレガントな色相。
透明感を出しやすく、地毛の黄味を抑えてくれる。
暗めのバイオレットは深みがあり、しっとり落ち着いて上品な質感に。
色味がしっかりしているので通常よりも色持ちが良くなりやすい効果があります。

ベージュ🤎

柔らかく透明感のある色相。
ブラウンにはない透けるような透明感が日本人の硬く見える髪質を柔らかく見せてくれる。
ふんわりした質感になりやすい。

カラーリングを染めたての時は色味がはいっていますので、今ご紹介した明るさと少し違って見える事もありますが、色味が落ちてきた時は、このような明るさで赤〜黄色味の色味が出やすかったりしますので参考にしてみて下さい!